マイクラサーバーおすすめ5社を実際に契約して比較【重さ・料金を実測】

マイクラサーバーおすすめ5社を比較|5社を実際に契約して重さ・料金を実測

結論:マイクラのサーバーは、有料の4社ならどれを選んでも快適に遊べます。差が出るのは速度ではなく、料金・管理画面のわかりやすさ・機能の3つでした。

 

「友達とマイクラをやりたいけど、サーバーはどこで借りればいいのか」。

調べ始めると比較記事がたくさん出てきます。中には実際に契約して料金や起動時間を確かめている記事もありました。

 

ただし5社を同じ日・同じ回線で横並びに測り、計測の回数と条件まで公開している記事は見つかりませんでした。

 

そこで編集部で5社すべてを自費で契約し、同じパソコン・同じ回線・同じ日に計測しました。

申し込みにかかった時間はストップウォッチで計り、サーバーの応答速度は5分間で59回サンプリング。実際にマイクラで接続して、動作の重さも確かめています。

ロリポップ サーバー 操作画面

ロリポップ マルチサーバー

 

この記事では、その実測データをすべて公開します。公式サイトには書かれていない「2GBプランなのにマイクラは1GBしか使っていない」といった内部の話や、無料サーバーが実際どのくらい遅いのかまで、数字で見ていきます。

この記事の検証環境

  • 検証日:2026年8月4日
  • 契約したサービス:ロリポップ! for Gamers/XServer VPS for Game/ConoHa for GAME/Agames/Aternos(すべて編集部が自費で契約)
  • 検証機:MacBook(Apple M5・10コア)/マイクラ Java版 26.2
  • 計測方法:応答速度は各社5分間・5秒間隔で59回サンプリング。TPSはサーバー内部から実測
  • 揃えた条件:マイクラ26.2・定員20人・同一回線・同日夕方(揃えられなかった条件も次の章で開示します)

順位や評価はすべて実測データで決めています

結論:迷ったらロリポップ! for Gamers。5社を実際に契約して計測しました

結論:応答速度が最も速かったのはAgames(中央値101ms)。ただし有料4社の差は最大47msで、体感できるレベルではありませんでした。

 

まず、実測データを先に出します。

サービス実質月額応答速度
(中央値)
初回登録に
かかった時間
サーバー種別
Agames630円101ms5分42秒Paper(2GB/4コア)
XServer VPS for Game1,496円119ms6分07秒バニラ(2GB/3コア)
ロリポップ! for Gamers1,500円145ms4分12秒バニラ(4GB/4コア)
ConoHa for GAME629円148ms4分59秒バニラ(2GB/3コア)
Aternos無料880ms5分07秒共有サーバー

マイクラのサーバー一覧に4社が並び全て接続可能な状態

実際に5社を同時に契約して比較しました(サーバー名は編集部が付けたもの)

※応答速度は2026年8月4日に札幌から計測した中央値。月額は契約時点の実際の支払額(ConoHaはキャンペーン適用後・XServerは翌月以降の金額。詳しくは料金の章で解説します)

 

数字を見ると差があるように見えますが、有料4社の差は101msから148msの47msぶん。これは人間が体感できる差ではありません

実際に5社すべてでプレイしましたが、有料4社はどれも引っかかりを感じませんでした。

 

いっぽうで、無料のAternosだけは別世界でした。中央値880msは有料の約7.4倍です。

ブロックを壊してから実際に壊れるまで明らかな遅れがあり、走っていると位置が巻き戻される現象も起きました。友達と遊ぶ用途では厳しいというのが、実際に触った上での結論です。

用途別の答え

速度で差がつかないなら、何で選ぶのか。

実際に5社を使い比べた結論は、迷ったらロリポップ! for Gamers を選べば失敗しません。管理画面が5社でいちばんシンプルで、契約から接続まで迷う場面がありませんでした。

 

そのうえで、条件がはっきりしている人には次の選び方もあります。

  1. はじめてサーバーを借りるロリポップ! for Gamers。管理画面が5社でいちばんシンプルで、迷う場面がありませんでした
  2. とにかく安く始めたいConoHa for GAME(629円〜)
  3. サーバーの中身を自分でいじりたいXServer VPS for Game。サーバーの中に直接入って細かく設定できます
  4. MODやプラグインを本格的に入れたいAgames。数値は5社で最も良く、管理機能も最多。ただし画面が専門的で、初心者にはおすすめできません
  5. まず無料で試したいAternos。ただし上記のとおり動作は異常に重く、本格的に遊ぶなら有料への移行が前提になります

ここから先は、この結論に至った実測データを1つずつ見ていきます。

まず次の章で、どうやって測ったのかを先に説明します。比較記事はいくらでもありますが、計測条件が書かれていない記事の数字は比べようがないためです。

この比較の前提(何を、どうやって測ったか)

結論:5社すべてを同じ日・同じパソコン・同じ回線で計測しました。マイクラのバージョンと定員も全社で揃えています。

 

比較記事の数字は、測り方が書かれていなければ比べようがありません。

「A社は速い」と書かれていても、別の日に別の回線で測った数字なら、その差はサーバーの性能ではなく測定環境の違いかもしれないからです。

 

そこで、この記事では最初に計測条件をすべて公開します。

先に、この記事に出てくる言葉を3つだけ

比較表を読む前に、これだけ知っておくと分かりやすくなります。

  1. ms(ミリ秒):1msは1000分の1秒。サーバーに問い合わせて返事が来るまでの時間で、小さいほど速い。100msなら0.1秒です
  2. バニラ:マイクラ公式のサーバーソフトのこと。何も手を加えていない標準状態を指します。対してPaperは、動作を軽くするために有志が改良したソフトです
  3. VPS:1台のサーバーを分割して貸し出す仕組み。中身を自分で自由に設定できる代わりに、専門的な操作が必要な場面があります

計測した環境

項目内容
検証日2026年8月4日(同日中にすべて計測)
検証機MacBook(Apple M5・10コア)
回線北海道・札幌市の自宅回線(光回線・全社とも同一)
マイクラJava版 26.2(全社とも同一バージョン)
サーバー設定全社とも定員20人・初期設定のまま変更なし
契約5社すべて編集部が自費で契約(各社の通常申込みと同じ条件)

揃えられなかった条件も書いておきます

正直に書くと、すべての条件を完全に揃えることはできませんでした。各社でプランの構成が違うためです。

揃えたもの検証日/使用パソコン/回線/マイクラのバージョン/サーバーの定員/計測方法と回数
揃えられなかったものメモリ量(ロリポップのみ4GB、他は2GB)/CPUのコア数(3〜4コア)/サーバーソフト(Agamesのみ Paper、他はバニラ)

とくにロリポップだけが4GBなのは、Java版で選べる最小プランが4GBだったためです(この点は料金の章で詳しく書きます)。

またAgamesだけが Paperという、動作を軽くしたサーバーソフトを初期採用していました。他4社は公式のバニラです。

 

つまりAgamesの数字が良かったことには、ソフトの違いという理由もありえます。この記事の順位は「同じ土俵で殴り合った結果」ではなく、「各社が初期状態で提供してくるものを、そのまま使ったときの結果」として読んでください。実際に契約した人が最初に体験するのはこの状態なので、比較としてはこちらのほうが実態に近いと考えています。

応答速度の測り方

サーバーに問い合わせを送ってから返事が返るまでの時間を、5秒ごとに5分間、1社あたり59回測りました。

1回だけの計測では、たまたま混んでいた瞬間や、たまたま空いていた瞬間の数字を拾ってしまいます。

 

そのため、この記事では平均値ではなく中央値を中心に見ています

平均値は1回の大きな遅れに引っ張られますが、中央値は「ふだんどのくらいか」を表すためです。あわせて最大値も載せているので、瞬間的な引っかかりの起きやすさも比べられます。

TPSの測り方(ここが他の記事と違います)

TPSは、サーバーが1秒間にワールドを何回更新しているかを示す数字です。最大が20で、これを下回るとゲーム内の時間がゆっくりになります。

 

このTPSには、実際に測ってみて分かった重要な注意点がありました。

プレイヤーが誰もいないサーバーでは、TPSを測っても意味がありません。

 

サーバーの中に入って計測したところ、無人の状態では1秒あたり0回、つまりワールドがまったく進んでいませんでした。人が入った瞬間に20へ跳ね上がります。

 

これはサーバーの不具合ではなく、そういう仕組みです。誰もいない間は処理を止めておき、人が来たら動き出す。だからこそ、TPSは必ずプレイヤーが接続した状態で測る必要があります

 

この記事のTPSは、すべて実際にログインして遊んでいる最中に計測した数字です。

重いマイクラサーバーはどれ?5社の速度を同じ条件で実測

結論:最速はAgamesの101ms。ただし有料4社は101〜148msの範囲に収まっており、この差をプレイ中に感じることはありませんでした。無料のAternosだけが880msで、明確に別のグループです。

 

まず数字を出します。1社あたり5分間・59回ずつ測った結果です。

サービス中央値平均最小最大
Agames(2GB・630円)101ms102ms96ms133ms
XServer VPS for Game(2GB・1,496円)119ms128ms115ms629ms
ロリポップ! for Gamers(4GB・1,500円)145ms158ms139ms439ms
ConoHa for GAME(2GB・629円)148ms163ms144ms702ms
Aternos(無料)880ms1,007ms839ms1,434ms

※2026年8月4日、札幌の同一回線・同一パソコンから計測。数値が小さいほど速い

 

先に断っておきます。この数字は「サーバーの性能の順位」ではありません。

理由は3つあります。

  1. サーバーソフトが違う:Agamesだけが Paper という動作を軽くしたソフトを初期採用しており、他4社は公式のバニラでした。最速だったAgamesの数字には、このソフトの差が含まれています
  2. CPUのコア数とメモリが違う:ロリポップだけ4GB/4コア、他は2GB/3〜4コアです
  3. サーバーの設置場所が違う:応答速度は距離の影響を受けます。今回は札幌からの計測なので、各社のデータセンターがどこにあるかで数十msは変わりえます

つまりこの表は、「各社が初期状態で出してくるものを、そのまま使ったときにどうなるか」の比較です。

実際に契約した人が最初に体験するのはこの状態なので、比較としては実態に近いです。ただ、純粋な性能競争の結果ではないという点は正確に伝えておきます。

有料4社の差は、遊んでいて分かりません

表を見ると、Agamesの101msとConoHaの148msには47msの開きがあります。

数字の上では約1.5倍ですが、47msは0.047秒です。まばたき1回が0.1〜0.15秒なので、その3分の1から半分ほど

 

実際に4社すべてで遊んでみましたが、ブロックを壊す、走る、水に飛び込む、モンスターに攻撃する、どの動作でも違いは分かりませんでした。

 

つまり有料の4社については、速度を理由に選ぶ必要はありません

編集部としては、この差で順位を付けることに意味を見いだせませんでした。選ぶ基準は、このあとの料金や管理画面の章を見てください。

瞬間的な引っかかりは、順位が入れ替わります

ただし、最大値の列を見ると別の姿が見えてきます。

  • Agames:133ms(最も安定。跳ね上がりがほぼない)
  • ロリポップ:439ms
  • XServer:629ms
  • ConoHa:702ms

中央値ではXServerがロリポップより速かったのに、瞬間的な引っかかりの大きさではロリポップのほうが小さいという逆転が起きています。

これは59回の計測のうち1回か2回、他より時間がかかった瞬間があったということです。プレイ中に一瞬だけ動きが引っかかる、という現象に相当します。

 

ここでもう一度強調しておくと、Agamesの安定性は数字の上では際立っています。5分間で一度も跳ね上がりませんでした。

ただしAgamesには管理画面が異常に難しいという別の問題があり、それはあとの章で詳しく書きます。

無料サーバーだけは、はっきり重いと分かります

有料4社が101〜148msだったのに対し、無料のAternosは880msでした。有料の約7.4倍です。ここだけは、数字の差がそのまま体感の差になります。

実際に接続すると、ブロックを壊す反応が遅れ、走ると位置が巻き戻される現象が起きました。

 

遊んだときの詳しい状態と、速度以外の制限は、後半の無料サーバーの章でまとめて書きます。

この計測の限界

最後に、この計測の限界も書いておきます。

 

応答速度はサーバーの性能だけでなく、住んでいる場所と回線にも左右されます。今回は札幌からの計測なので、東京や大阪から接続すればまた違う数字になります。

また、計測したのは2026年8月4日の夕方という特定の時間帯です。とくに無料サーバーは利用者の混み具合で変わるため、深夜や休日はこの数字より遅くなる可能性があります。

 

それでも、5社を同じ日・同じ場所・同じ機材で測ったという点は変わりません。絶対値ではなく、社どうしの相対的な位置関係として読んでください。

サーバーが重くなる原因は?処理速度(TPS)を実測しました

結論:計測できた2社はどちらも20.0でした。マイクラの上限が20なので、これは満点です。ただし計測の途中で「無人のときサーバーは動いていない」という事実が分かり、こちらのほうが重要でした。

 

「サーバーが重い」と感じるとき、実際に何が起きているのか。それを数字で表すのがTPSです。サーバーが1秒間にワールドを何回更新しているかを示します。

マイクラは1秒間に20回更新するように作られているので、20が上限であり満点。これが下回ると、ゲーム内の時間がスローモーションになります。作物が育たない、モンスターが動かない、といった現象です。

 

「サーバーが重い」と言われる状態の正体は、たいていこのTPSの低下です。

実測した2社は、どちらも重くなりませんでした

サービスTPS計測方法計測時間
XServer VPS for Game(2GB・3コア)20.01サーバーに直接接続して計測61.96秒(1,240回の更新)
Agames(2GB・4コア)20.0管理画面のコンソールから計測直近1分・5分・15分の平均

※どちらもプレイヤーが1人接続してプレイ中の状態で計測

Agamesの管理画面コンソールでTPS 20.0を確認した実測結果

Agamesの管理画面。直近1分・5分・15分すべて20.0でした

 

Agamesは1分・5分・15分すべてが20.0でした。15分間ずっと落ちなかったということです。

XServerの20.01という数字は、61.96秒間に1,240回更新された実測値をそのまま割った結果です(1,240 ÷ 61.96 = 20.01)。

 

つまり2GBという最小クラスのプランでも余裕があるということが確認できました。

 

なお、ロリポップ・ConoHa・Aternosの3社は、TPSを表示する機能が管理画面になく、今回は計測できていません。

とはいえ、応答速度の結果から見て極端に悪いことは考えにくいです。計測できた場合はこの記事に追記します。

誰もいないとき、サーバーは動いていません

計測の途中で、予想外のことが起きました。

最初にTPSを測ったとき、結果は1秒あたり0回でした。12秒間測っても、30秒間測っても、更新回数はゼロ。

 

故障を疑いましたが、原因はすぐに分かりました。そのとき誰もサーバーに接続していなかったからです。

同じサーバーに1人ログインして測り直すと、数字は20.01に跳ね上がりました。CPUの使用率も0%から21%へ変わっています。

 

これは不具合ではありません。マイクラのサーバーには、無人の状態が続くと処理を止める設定が初めから入っているためです。

具体的にはserver.propertiesという設定ファイルの「pause-when-empty-seconds」という項目で、初期値は60秒。誰もいない状態が60秒続くと止まり、人が入ると再開します。無駄な計算をしないための仕組みです。

 

⚠️今回サーバーの中に入って直接確認できたのはXServer(バニラ26.2)の1社のみです。他の4社が同じ設定かは未確認なので、5社共通の話としては書けません。確認できしだい追記します。

「24時間稼働」の意味を正確に知っておく

この発見は、レンタルサーバーの宣伝文句を正しく読むために重要です。

 

各社が書いている「24時間稼働」は、24時間いつでも入れる状態で待っているという意味です。

ワールドが24時間進み続けるという意味ではありません(今回確認できたのはXServerのみですが、この仕組みはマイクラのサーバー本体に備わっているものなので、他社でも同じ挙動になると考えられます)。

 

初期設定のまま、誰もログインしていない間はこうなります。

  • 作物は育ちません
  • 自動装置は動きません
  • モンスターも湧きません
  • ゲーム内の時間も進みません

つまり「寝ている間に自動収穫を回しておく」という使い方は、初期状態ではできません

ただしこの設定は変更できます。先ほどのpause-when-empty-secondsを0にすれば、無人でもワールドが動き続けます。

 

変更するには設定ファイルを編集する必要があるため、ファイル管理の機能があるサービスを選ぶ必要があります

今回の5社では、ロリポップ(ファイル管理タブ)とAgames(Files・Startup)にその機能がありました。

 

「寝ている間も装置を回したい」という遊び方をする人は、契約前にこの点を確認してください。

TPSは、人が入っている状態でしか測れません

ここまでの話から、計測についてひとつ言えることがあります。

TPSを測るなら、必ずプレイヤーが接続した状態で測らなければ意味がありません。

 

無人のサーバーで測れば、どのサービスでも同じ「0」が出ます。それは性能の比較になりません。

この記事のTPSは、すべて実際にログインして遊んでいる最中に測った数字です。地味な話ですが、比較の土台として外せない部分だと考えています。

参考:プレイ中にサーバーの中で何が起きていたか

XServerはサーバーの中に直接入れる契約だったため、プレイ中の内部の様子も記録できました。

項目誰もいないとき1人プレイ中
CPU使用率0.0%21.3%
メモリ使用量225MB328MB
サーバー全体のメモリ791MB / 1,957MB993MB / 1,957MB

注目してほしいのは1人でCPUの21%を使っているという点です。

 

このサーバーは3コアなので、単純計算では10人以上入れる余裕がある形になります。

ただし実際にはプレイヤーが増えるほど1人あたりの負荷も上がるため、2GB・3コアの現実的な目安は5〜8人程度と考えるのが安全です。

 

友達4〜5人で遊ぶ規模なら、最小プランで足りるという計算になります。

料金の実額:実際に契約して払った金額

料金の比較は、公式サイトの「〜円から」という表記をそのまま並べても意味がありません。条件が各社バラバラだからです。

そこで実際に契約して、支払い画面に出た金額をそのまま記録しました。

サービス契約したプラン実際に払った額備考
Agames2GB・4コア・月額630円1GBなら180円から
ConoHa for GAME2GB・3コア・1ヶ月629円キャンペーンで69%オフ。通常は2,032円
XServer VPS for Game2GB・3コア・1ヶ月1,296円初月は日割り。翌月から1,496円
ロリポップ! for Gamers4GB・4コア・1ヶ月1,500円Java版は4GBが最小
Aternos無料プラン0円広告表示あり

ロリポップの「2GB・800円から」でJava版は借りられません

これは実際に申し込んでみて初めて気づいた点です。

ロリポップの公式サイトやアフィリエイト向けの資料には「2GB 月額800円〜」という表記があります。ところがMinecraft(Java版)を選ぶと、プランの選択肢は4GBからしか出てきません

 

ゲーム選択の画面で並んでいる価格を見ると、その理由が分かります。

  • Minecraft(Java版):3日520円〜(=4GBプランの3日料金)
  • Minecraft(統合版):3日260円〜(=2GBプランの3日料金)

ロリポップのJava版プラン選択画面。最小が4GBになっている

Java版を選ぶと、プランは4GBからしか表示されません

 

つまり2GBという安いプランは統合版専用で、Java版で遊ぶなら最低でも4GB・月1,500円からということです。

パソコンでMOD入りのマイクラを遊びたい人は、ほぼ全員がJava版を使います。その場合、ロリポップは今回の5社では上位の価格帯になります(4GBという容量を考えれば妥当な水準です)。

 

もっとも、4GBは他社の2GBより余裕があるスペックなので、単純に割高というわけではありません。むしろ大人数でやるならメモリは多い方が安心なのは間違いありません。ケチって低いスペックを買って、遊ぶときにぐだぐだになったら最悪ですからね。

比べるときは「同じメモリ量どうし」で見る必要がある、ということです。

長く使うほど安くなる仕組み(ロリポップ・XServer)

契約期間を長くすると単価が下がる仕組みは、多くのサービスにあります。ロリポップの場合はこうでした。

契約期間月あたり割引
3日520円(期間ぶんの総額)
1ヶ月1,500円
3ヶ月1,314円12%オフ
6ヶ月1,241円17%オフ
12ヶ月1,146円23%オフ
36ヶ月1,082円27%オフ

※4GBプランの場合

 

ロリポップの契約期間別の料金表。長期契約ほど月額が下がる

ここで注目したいのが「3日520円」というプランの存在です。

週末だけ友達と集まって遊ぶ、という使い方なら、月額を払い続けるより3日プランを必要なときだけ借りるほうが安く済みます。この売り方は5社の中でロリポップだけでした。

 

XServerも3ヶ月以上の契約で単価が下がります。ただし1ヶ月で解約する前提なら割引は効かないので、長く使う見込みがあるかどうかで選び方が変わります。

ConoHaは価格が大きく動きます

ConoHaの2GBプランは、通常価格が月2,032円です。

ところが今回契約したときはキャンペーン中で、629円(69%オフ)で契約できました。さらに検証中に確認したところ、別のキャンペーンで最大77%オフという表示も出ていました。

 

つまりConoHaは、いつ申し込むかで支払額が3倍近く変わります

裏を返せば、通常価格のタイミングで契約すると割高になります。申し込む前にキャンペーンの有無を必ず確認してください。

 

なお、ConoHaには時間単位で課金される「時間課金」も選べます。今回の2GBは1時間あたり3.7円で、月額の上限が2,032円という仕組みでした。数日だけ試したい場合はこちらのほうが安くなります。

なお、ConoHaには時間単位で課金される「時間課金」も選べます。今回の2GBは1時間あたり3.7円で、月額の上限が2,032円という仕組みでした。数日だけ試したい場合はこちらのほうが安くなります。

Agamesは1GB 180円から。ただし条件があります

Agamesは今回の5社で最も細かく安いプランを持っていました。

  • 1GB:180円
  • 2GB:630円(今回契約したプラン。4コア・ディスク20GB)

ただし1GBは、マイクラを動かすには余裕が少ない容量です。

OSなど他の処理も動くことを考えると、1GBのプランでは実際にマイクラが使える分はもっと少なくなります

 

友達と数人で遊ぶなら、2GB以上を選ぶのが現実的です。

料金の変更予定にも注意してください

検証中に、XServerの管理画面で2026年9月1日に料金改定を実施するという告知を確認しました(改定後の金額はXServer VPS for Game公式サイトで最新をご確認ください)。

この記事の料金はすべて2026年8月4日時点の実額です。契約するときは必ず公式サイトで最新の金額を確認してください。

 

サーバーの料金は、キャンペーン・改定・為替などで動きます。「この記事に書いてあった金額と違う」ということは起こり得ます。金額は目安として読み、最終確認は公式サイトでお願いします。

管理画面のやさしさ比較:ここがいちばん差が出ました

結論:速度でも料金でもなく、管理画面のわかりやすさが5社で最も差が出た部分でした。はじめて借りるならロリポップ、細かく設定したいならXServer、専門知識があるならAgamesもアリ、という住み分けになります。

 

サーバーを借りたあと、実際に触るのは管理画面です。

ここで迷うと「よく分からないまま月額だけ払っている」状態になります。5社を実際に操作してみて、この部分の差がいちばん大きいと感じました。

サービスメニュー数難しさ特徴
ロリポップ! for Gamers3個やさしいサーバー・バックアップ・支払いのみ
Aternos9個ふつう日本語だが広告が多い
ConoHa for GAME5個+専用管理画面ふつうマイクラ専用の管理画面が別にある
XServer VPS for Game約12個やや難しいサーバーの設定項目が多い
Agames16個とても難しい専門的な機能が並ぶ

ロリポップ! for Gamers|迷う場所がありません

ロリポップの管理画面は、左のメニューが「サーバー」「バックアップ」「支払い」の3つだけです。

ロリポップの管理画面。左メニューはサーバー・バックアップ・支払いの3つのみ

サーバーの画面を開くと、上に「詳細」「ゲーム設定」「ファイル管理」の3つのタブがあり、その中に必要な機能が収まっています。

実際に触ってみて、どこに何があるか探す必要がありませんでした。バージョンの変更も、ワールドの作り直しも、画面を見ればボタンがそこにあります。

 

サーバーを借りたことがない人がつまずくのは、たいてい「専門用語が並んでいて、どれを押せばいいか分からない」場面です。

ロリポップはその場面がほとんどありません。

 

はじめてサーバーを借りる人には、圧倒的に使いやすい設計になっています。

Agames|機能は5社で最多、ただし専門的です

いっぽうAgamesは、真逆の方向に振り切っています。

Agamesの管理画面。16個のメニューが並ぶ専門的な構成

左のメニューには16個の項目が並びます。コンソール、プレイヤー管理、ファイル、プラグイン、ワールド、データベース、スケジュール、ユーザー、バックアップ、ネットワーク、起動設定、サブドメイン、バージョン、設定、ファイアウォール、操作履歴。

 

できることの量は5社でトップです。月630円でこれだけの管理機能が付くサービスは他にありませんでした。

ただし、実際に触った率直な感想はこうです。

 

初心者向けの設計ではありません。

 

具体的な例をひとつ挙げます。この記事のためにTPSを測ろうとしたとき、ゲーム内のチャットからコマンドを打っても権限がなくて実行できませんでした。管理画面のコンソールから直接コマンドを打って、ようやく数字が取れています。

 

サーバーの仕組みをある程度知っている人には強力な道具ですが、「友達とマイクラをやりたいだけ」なら、ここまでの機能は使わないかもしれません。

なお、この管理画面はPterodactylという、世界中のゲームサーバー業者が使っているソフトをそのまま採用したものです。だから機能が豊富で、だから専門的なんですね。

XServer VPS for Game|中間だが、SSHを開ける場面があります

XServerはその中間です。メニューは12個ほどで、ゲームの設定は「Minecraft簡単移行」など分かりやすい名前が付いています。

ただし今回、サーバーの中に入って詳しく調べようとしたとき、初期状態では接続がブロックされていました。管理画面の「パケットフィルター設定」からSSHという項目を追加して、ようやく入れています。

 

これは裏を返せば初期状態のセキュリティが固いということで、初心者を守る良い設計です。ただし「サーバーの中をいじりたい」人にとっては、ひと手間かかる場所になります。

サーバーの中身を自分で設定したい人に向いています(料金は5社で2番目に高いので、安さで選ぶサービスではありません)。

ConoHa for GAME|マイクラ専用の管理画面が別にあります

ConoHaは、VPSの管理画面とは別に「Minecraft manager」という専用画面が用意されています。

サーバーの起動・停止やバージョン変更を、コマンドを使わずに操作できる仕組みです。

Aternos|日本語だが、広告に注意が必要です

無料のAternosは、管理画面が日本語で分かりやすい構成になっています。9個のメニューはどれも役割が明確です。

ただし広告が多く、しかも紛らわしいものが混じっています

 

実際に遭遇したのは、次の2つです。

  1. トップページに大きく表示される「ダウンロード」ボタン。押すとAternosとは関係のないブラウザ拡張機能の宣伝でした
  2. サーバー一覧の下に「1. サーバーを作成する」という、画面の一部に見える表示。これも広告です

Aternosの管理画面。周囲に広告が表示されている

無料サービスの運営費が広告で賄われている以上、避けられない部分ではあります。ただし操作に慣れていない人が誤って押してしまう危険があるので、ボタンの上に「広告」と書かれていないか確認する習慣をつけてください

MODを入れるなら、サーバーソフトの種類も見てください

MODやプラグインを使いたい場合、そのサーバーが最初から何のソフトで動いているかが効いてきます。

マイクラのサーバーには種類があり、できることが変わります。

  • バニラ:公式のサーバー。何も入っていない標準状態
  • Paper・Spigot:動作を軽くしたもの。プラグイン(サーバー側だけで動く拡張)が使えます
  • Forge・Fabric・NeoForgeMOD(遊ぶ人のパソコンにも同じものを入れる拡張)が使えます

 

今回の5社が契約直後にどの状態だったかを記録しました。

サービス初期状態申込時の選択
ロリポップ! for Gamersバニラ管理画面から変更可
XServer VPS for Gameバニラ申込画面でPaper・Forge・Fabric等を選べる
ConoHa for GAMEバニラ専用の管理画面から変更
AgamesPaper申込画面でエディションを選択
Aternosバニラ管理画面から変更可

Agamesだけが、最初からPaperで動いていました。プラグインをすぐ入れられる状態です。

またXServerは、申し込みの画面でサーバーソフトを選べる仕組みになっていました。ここでPaperやForgeを選んでおけば、あとから入れ替える手間がかかりません。

 

この記事の応答速度の比較でAgamesが最も良い数字だったのは、Paperという軽いソフトで動いていたことも理由の1つと考えられます。他社も同じソフトに変えれば差は縮まる可能性があります。

MODやプラグインの入れ方は、別の記事で詳しく検証します。

バックアップの扱いは、各社でかなり違いました

管理画面の話でもう一点、大事なことが分かりました。バックアップの仕組みが各社でまったく違います。

とくにロリポップは実際にプレイもした状態で、バックアップ画面に1件も記録がありませんでした

ロリポップのバックアップ画面。契約8時間後もバックアップがありませんと表示

契約から約8時間後のバックアップ画面。「バックアップがありません」のままでした

 

手動でバックアップを作るボタンは用意されているので、自動任せにせず、大事なワールドは自分でバックアップを取る運用が前提と考えたほうが安全です。

ConoHaは申し込み時に「自動バックアップ」の項目がありましたが、初期状態では無効になっていました。有効にするかどうかを申込画面で選ぶ形式です。

 

どのサービスを選ぶ場合でも、契約したらまずバックアップの設定を確認しておくと安心です。

無料サーバーという選択肢とその限界

結論:無料サーバーは「始めるのが速い」という点では有料を上回りました。ただし応答速度が有料の約7.4倍かかり、友達と遊ぶ用途では実用に耐えません。

 

「マイクラ サーバー 無料」と検索する人は多く、実際に無料で使えるサービスも存在します。

今回はその代表格であるAternosを契約し、有料4社とまったく同じ条件で計測しました。

意外だったこと:起動は無料のほうが速かった

先に、予想が外れた点を書きます。

無料サーバーは「順番待ちが長い」と言われることが多く、今回もそれを想定していました。ところが実際は違いました。

 

起動ボタンを押してから約20秒でオンラインになり、順番待ちは一度も発生しませんでした。

有料サーバーは申し込み手続きから起動完了まで2〜3分かかっているので、「すぐ試したい」という点だけを見れば無料のほうが速いという結果です。

 

割り当てられたメモリも2,450MBあり、今回契約した有料の2GBプランより多いくらいでした。

ただし、これは計測した時間帯(日本時間の夕方)が、海外の利用者が少ない時間だったことも関係している可能性があります。深夜や休日は混み合って順番待ちが発生することもあるようです。

決定的な差は、遊んでいる最中に出ます

問題は、実際に接続してからでした。

応答速度の中央値は880ms。有料4社が101〜148msだったので、約7.4倍かかっています。

 

この差は、数字だけの話では終わりません。実際に遊んだときの状態をそのまま書きます。

  • ブロックを壊してから、実際にブロックが消えるまでに明らかな遅れがある
  • モンスターを攻撃したときの反応が遅れる
  • やられて死ぬときの表示も遅れる
  • 走っていると、進んだはずの位置が巻き戻される

一人でワールドを覗く程度なら使えますが、友達と一緒に遊ぶ用途では厳しいというのが、実際に触っての結論です。

 

なお、接続そのものは安定していました。5分間の計測で50回すべて応答があり、切断は一度も起きていません(1回の応答に時間がかかるぶん、同じ5分でも有料4社の59回より回数が少なくなっています)。「つながらない」のではなく「遅い」というのが正確な表現です。

速度以外に知っておくべき3つのこと

無料サーバーには、速度以外にも押さえておくべき点があります。

①放置するとワールドが消える可能性があります

Aternosの管理画面には、次の警告が表示されます。

「Aternosサーバーは、一定期間使用がない場合、削除される可能性があります」

 

無料でサーバーを提供している以上、使われていないデータを保持し続けることはできません。数か月かけて作った建物が消える可能性がある、ということです。

同じ画面でGoogle Driveへの自動バックアップが案内されているので、無料で使い続けるなら必ず設定してください。

②誰もいないとサーバーが止まります

無料サーバーは、プレイヤーがいない状態が続くとサーバーそのものが停止します

有料サーバーで起きる「無人のときワールドの処理が止まる」現象とは別物です。有料は待機はしているので、いつでも入れます。無料は電源ごと落ちるので、誰かが起動し直すまで入れません

 

つまり友達が夜中に「ちょっと入ろうかな」と思っても、誰かがWebから起動し直すまで入れません

有料サーバーは待機状態で待ち続けるので、いつでも入れます。この違いは、複数人で時間帯がバラバラに遊ぶ場合にじわじわ効いてきます。

③広告が多く、紛らわしいものもあります

管理画面は広告に囲まれており、その中に操作ボタンに似せた広告が混じっています。実際に検証中、Aternosとは無関係のブラウザ拡張機能の宣伝が、画面の一部のように表示されていました。

Aternosの管理画面に表示される広告

Aternosの管理画面。上下左右が広告に囲まれています

 

運営費を広告で賄っている以上やむを得ませんが、慣れていない人が誤って押す危険があります。

無料が向いている人・向いていない人

以上をまとめると、こうなります。

  • 向いている:とりあえずサーバーというものを触ってみたい/一人で試したい/お金をかけずにマイクラのマルチプレイがどんなものか知りたい
  • 向いていない:友達と一緒に遊びたい/建築を長く続けたい/それぞれ好きな時間にログインしたい

友達と一緒に遊ぶことが目的なら、無料は選択肢から外れます。

有料の最安クラスは月629円から。1日あたり20円ほどで、ラグのない環境と、消えないワールドと、いつでも入れる状態が手に入ります

 

起動し直す手間や、ワールドが消えるリスクを考えると、この差額は小さいというのが5社すべてを触っての結論です。

なお、もう1つの無料の選択肢だったXServer GAMEsは、2026年7月10日から無料サーバーの新規受付を停止していますXServer GAMEs公式のお知らせで確認)。申し込みが集中してサーバーの在庫が足りなくなったことが理由とされています。

 

XServer GAMEsの無料サーバー新規受付停止の告知

公式サイトに掲示されている受付停止のお知らせ(2026年8月4日時点)

 

「無料で作れる」と書いている記事もまだ見かけますが、現時点では申し込めません。無料の選択肢は、思っているより限られています。

レンタルサーバー以外の選択肢:公式Realmsという手もあります

結論:いちばん簡単なのはマイクラ公式の「Realms」です。ただしMODが使えず、人数の上限も低いため、この記事ではレンタルサーバーを勧めています。

 

ここまでレンタルサーバー5社を比べてきましたが、実はマイクラ公式が用意しているサーバーサービスもあります。「Realms(レルムズ)」です。

比較の全体像を整理しておきます。

方法月額の目安MOD同時人数手間
公式Realms1,000円前後使えない最大10人前後いちばん簡単
レンタルサーバー(この記事の5社)629〜1,500円自由設定次第(初期は20人)申し込み5〜10分
無料サーバー0円制限あり20人簡単だが動作が重い

※Realmsの料金・人数はプランと時期で変わります。最新の条件はMinecraft公式のRealmsページでご確認ください(この表の数値は2026年8月時点の公表内容にもとづく目安です)

 

Realmsの利点はとにかく手間がかからないことです。マイクラのゲーム内から申し込めて、サーバーのアドレスを友達に伝える必要すらありません。

それでもこの記事がレンタルサーバーを勧める理由は2つです。

  1. MODやプラグインが使えません。「友達と少し変わった遊び方をしたい」と思った時点で選択肢から外れます
  2. 料金が同じくらいなのに、人数の上限が低い。今回の5社は初期設定で定員20人でした

Switch・スマホの友達と遊びたい場合(統合版)

結論:統合版のサーバーも各社が用意しています。ただしJava版とは別物なので、遊ぶ人がどちらを使っているかを先に確認してください。

 

マイクラには2つの種類があり、原則として一緒に遊べません

  • Java版:パソコン専用。MODが使える。この記事で検証したのはこちら
  • 統合版:Switch・スマホ・PS・Xbox・Windows。機種をまたいで遊べる

Switchやスマホの友達と遊びたいなら、統合版のサーバーが必要です。

今回の5社の統合版対応と、最小プランの料金はこうなっています。

サービス統合版統合版の最小プラン
ロリポップ! for Gamers対応2GB(3日260円〜)
XServer VPS for Game対応2GB
ConoHa for GAME対応2GB
Agames対応1GB〜
Aternos対応無料

ここでロリポップの価格が逆転します。Java版では4GB(月1,500円)が最小でしたが、統合版なら2GBが選べます

つまりSwitchの友達と遊ぶだけなら、ロリポップは今回の5社で最も安く始められる選択肢に変わります。3日プランなら260円です。

 

統合版サーバーの詳しい検証は別の記事で行います。この記事の実測データはすべてJava版のものである点にご注意ください。

何人で遊ぶかで、選ぶプランが変わります

結論:4〜5人までなら2GBで足ります。10人を超えるなら4GB以上を選んでください。

 

プラン選びでいちばん多い疑問が「何GBを選べばいいのか」です。実測から目安を出します。

XServerのサーバー内部を調べたところ、プレイヤー1人が接続している状態でCPU使用率は21.3%でした(3コアのサーバー)。この数字を基準に人数別の目安を整理します。

人数推奨プラン月額の目安備考
1〜4人2GB629〜1,496円バニラなら余裕があります
5〜8人2GB(上限に近い)629〜1,496円重く感じたら4GBへ変更を
9人以上4GB以上1,082〜1,500円ロリポップならJava版の最小がここ(長期契約で1,082円まで下がります)
MODを入れる4GB以上を推奨1,082〜1,500円2GBではマイクラに1GBしか割り当てられない例あり

⚠️この人数の目安は、1人接続時のCPU使用率からの推定値です。実際には遊び方(建築中心か、大量の装置を動かすか)でも変わります。

 

なお、どのサービスも管理画面からプランを変更できます。まず2GBで始めて、重く感じたら上げるという進め方が、無駄がなく確実です。

マイクラサーバーおすすめ5社を1社ずつ評価

結論:速度で差がつかない以上、選ぶ基準は「何を重視するか」で決まります。5つのパターンに整理しました。

ここまでの実測をふまえて、状況別の答えを書きます。

1位:ロリポップ! for Gamers|はじめての1台に

ロリポップ! for Gamers の公式トップページ

操作画面で迷わないことに、いちばん価値があります。

管理画面のメニューが3つしかなく、バージョン変更もワールドの作り直しも、画面を見ればボタンがそこにあるので迷いません。サーバーの専門用語を調べる場面がほとんどありませんでした。

 

料金は月1,500円(Java版・4GB)で、今回の5社では最も高くなります。ただし4GBは他社の2GBより余裕があるスペックなので、同じ条件での比較では割高とは言い切れません。

  • 向いている人:サーバーを借りるのが初めて/設定でつまずきたくない/友達を待たせずに始めたい
  • 注意点:検証した8時間の範囲では自動バックアップが作成されませんでした。大事なワールドは手動バックアップの取得をおすすめします。

2位:XServer VPS for Game|中身を自分でいじりたい人に

XServer VPS for Game の公式トップページ

2GBプランが月1,496円(初月は日割りで1,296円)。今回の5社では2番目に高いので、安さで選ぶサービスではありません。

それでも勧める理由は、性能の裏付けが実測で確認できた唯一のサービスだからです。応答速度は中央値119msで有料4社の2番目、TPSは20.01(満点)でした。

 

サーバーの中に直接入って設定を変更できるので、慣れてくると細かい調整ができます。実際に中を調べたところ、CPUにはAMD EPYCという業務用の高性能プロセッサが使われていました。ディスクの書き込み速度も1.4GB/秒あり、公称の「高速NVMe」は誇張ではありませんでした。

 

  • 向いている人:多少調べながらでも自分で設定したい/性能を重視する/将来MODを本格的に入れる予定がある
  • 注意点:3ヶ月以上の契約で単価が下がる仕組みなので、長く使う見込みがあるなら最初から3ヶ月以上を選ぶほうが得です。また、2026年9月1日に料金改定が予告されています。

3位:ConoHa for GAME|まず数百円で試したい人に

ConoHa for GAME の公式トップページ

キャンペーン適用で月629円から始められました。時間単位で課金される「時間課金」も選べるので、数日だけ試すこともできます。

起動も速く、サーバー作成から約2分でマイクラに接続できる状態になりました。有料4社の中では最速です。

 

  1. 向いている人:とりあえず短期間だけ試したい/キャンペーン中に安く始めたい
  2. 注意点:通常価格は月2,032円で、キャンペーンの有無で支払額が3倍近く変わります。申し込む前に必ず現在の価格を確認してください。また、自動バックアップは申込時に「有効」を選ばないと付きません。

4位:Agames|MODやプラグインを本格的に管理したい人に

Agames の公式トップページ

数字だけを見れば、Agamesが今回の5社で最も優秀でした。

  • 応答速度の中央値101ms(5社で最速)
  • 最大値133ms(5社で最も安定。他社は400〜700msまで跳ねました)
  • TPS 20.0(15分間ずっと満点)
  • 月630円(2GB・4コア)

さらに、初めからPaperという高速なサーバーソフトが入っており、性能を測るための道具も最初から用意されていました。プラグインやデータベースの管理画面も揃っています。

 

それでも初めての1台としては、画面がシンプルなサービスを勧めています

管理画面のメニューが16個あり、サーバーの知識がある人に向けた設計だと感じたためです。この記事のためにサーバーの性能を測ろうとしたときも、ゲーム内からは権限が足りず実行できず、管理画面のコンソールから直接コマンドを打つ必要がありました。

 

  • 向いている人:サーバーの仕組みをある程度知っている/プラグインを自分で入れて管理したい
  • 向いていない人:サーバーを借りるのが初めて/設定に時間をかけたくない

5位:Aternos(無料)|お金をかけずに試したい人に

無料で使えるサービスです。起動は約20秒と速く、契約も不要です。

 

ただし応答速度は880msで有料4社(101〜148ms)の約7.4倍。実際に遊ぶとブロックを壊す反応が遅れ、走ると位置が巻き戻されます。一人で試すには十分ですが、友達と長く遊ぶ用途には向きません。詳しくは無料サーバーの章をご覧ください。

 

番外:週末だけ集まって遊ぶなら、ロリポップの3日プラン

見落とされがちですが、ロリポップには3日520円というプランがあります。

月額を払い続けるのではなく、遊ぶ週末だけ借りるという使い方ができます。月に1回集まる程度なら、この方式のほうが安く済みます。

 

同じ短期利用でも、ConoHaの時間課金(2GBで1時間3.7円)という選択肢もあります。数時間だけ遊ぶならこちらのほうが安くなる計算です。

5パターンの早見表

あなたの状況おすすめ月額の目安
はじめて借りる・迷いたくないロリポップ! for Gamers1,500円(4GB)
中身を自分でいじりたいXServer VPS for Game1,496円(2GB)
まず数百円で試したいConoHa for GAME629円〜(2GB・キャンペーン時)
MOD重視・専門知識があるAgames630円(2GB)
週末だけ遊ぶロリポップの3日プラン520円/3日

どれを選んでも、応答速度で後悔することはありません。それが5社を同じ条件で測って分かったことです。

契約前に知っておくこと(実際につまずいた5つ)

結論:5社を申し込んで実際につまずいた場所を、そのまま共有します。どれも公式サイトには書かれていない部分です。

ここからは、実際に契約して遊ぶまでに遭遇したトラブルと、その対処法です。

①初回申し込みは4〜6分。思ったより短いです

「サーバーを借りる」と聞くと身構えますが、実際の所要時間はこうでした。ストップウォッチで計測しています。

サービス申し込み完了までの時間
ロリポップ! for Gamers4分12秒
ConoHa for GAME4分59秒
Aternos(無料)5分07秒
Agames5分42秒
XServer VPS for Game6分07秒

ロリポップの申し込み所要時間4分12秒をストップウォッチで計測

実際にストップウォッチで計測しました(ロリポップ:4分12秒95)

※すべてアカウント作成から支払い完了まで。操作したのは同一人物で、サーバーの専門知識はありません。

 

どの会社も5〜6分で、大きな差はありませんでした。ConoHaはSMS認証など本人確認の手順が入るぶん、操作の数はやや多めです。

そして申し込みが終わってからサーバーが使える状態になるまでは、有料4社ならどこも2〜3分でした(無料のAternosは起動ボタンを押してから約20秒)。つまり「思い立ってから15分あれば、友達とマルチプレイを始められます」

②マイクラを買った直後は、サーバーに入れないことがあります

これは実際に起きたトラブルです。

サーバーの準備を終えてマイクラから接続したところ、次のエラーが出ました。

 

「ログインに失敗しました:無効なセッションです(ゲームとランチャーを再起動してください)」

このとき確認したところ、サーバー側はまったく正常でした。外部から見ると144ミリ秒で応答があり、マイクラのサーバー一覧でも電波は満タン表示。パソコンの時計もズレていませんでした。

 

原因はマイクラ側のログイン情報でした。対処法として試したのは以下です。

  1. マイクラとランチャーを完全に終了する
  2. ランチャーでいったんサインアウトする
  3. 購入に使ったMicrosoftアカウントでサインインし直す

これで接続できました。マイクラを買ってすぐサーバーに入ろうとする人が遭遇しやすいので、覚えておいてください。サーバーのせいではありません。

③無料サーバーのアドレスには、隠れた番号があります

これは無料サーバーを使う人だけの話です。

Aternosのサーバーアドレスは「〇〇〇.aternos.me」という形ですが、実際のサーバーは裏側で別の番号(ポート)に置かれています

 

マイクラは自動的にその番号を調べて接続してくれるので、ふつうに遊ぶぶんには問題ありません。

ただし、外部のツールでサーバーの状態を確認しようとすると、「オンラインです」という案内だけを返す別のサーバーに繋がってしまうことがあります。実際、今回の計測でも最初にこれに引っかかりました。

 

「一覧では緑になっているのに入れない」という現象に心当たりがある人は、この仕組みが原因かもしれません。

④2GBプランでも、マイクラが使えるのは1GBのことがあります

XServerのサーバーの中を調べて分かったことです。

2GBのプランを契約しましたが、マイクラ本体に割り当てられていたのは最大1GBまでという設定になっていました。残りはOSなど他の処理のために確保されています。

 

一人で遊ぶぶんには余裕がありますが、MODやプラグインをたくさん入れると、この1GBの上限に当たる可能性があります

対処法は、サーバーの中に入って割り当てを増やす設定変更です。ただしこれには専門的な操作が必要なので、MODを本格的に使う予定があるなら最初から4GB以上のプランを選ぶか、Agamesのように設定を変えやすいサービスを選ぶほうが確実です。

⑤解約の手順は、契約前に確認しておいてください

  • Agames:月額の自動更新。次回請求日が管理画面に表示されます
  • ConoHa:長期割引パスは期限が明示されます(今回は9月4日まで)
  • XServer:契約期間が明示され、更新しなければ終了します
  • ロリポップ:契約期間ぶんで終了。3日プランなら3日で切れます

自動更新かどうかは、契約前に必ず確認してください。使わなくなったあとも課金が続くのは、いちばん避けたい失敗です。

解約の実際の手順は、この記事で検証したあと追記します。

よくある質問

何GBのプランを選べばいいですか?

友達4〜5人で普通に遊ぶなら2GBで足ります

実測では、1人がプレイ中のCPU使用率が21%(3コアのサーバー)でした。この数字から計算すると、2GB・3コアの現実的な目安は5〜8人程度です。

 

ただしMODやプラグインを入れる場合は話が別で、4GB以上を選ぶほうが安全です。2GBプランではマイクラ本体に1GBしか割り当てられていない例も確認しています。

何人まで一緒に遊べますか?

初期設定は各社とも定員20人でした。設定上はこの人数まで入れます。

ただし定員と快適さは別の話です。上に書いたとおり、2GBプランで快適に遊べるのは5〜8人程度と考えてください。

途中でプランを変更できますか?

今回の有料4社は、いずれも管理画面にプラン変更のメニューがありました(無料のAternosにプラン変更はありません)。

まず安いプランで始めて、重くなってから上げるという進め方ができます。最初から大きなプランを選ぶ必要はありません。

 

ただしXServerの申込画面には「ストレージの増設は一度申し込むと解除できない」という注意書きがありました。容量の追加オプションは慎重に選んでください。

Java版と統合版、どちらのサーバーを借りればいいですか?

遊ぶ人が使っているエディションに合わせてください。Java版とJava版、統合版と統合版でしか、原則として一緒に遊べません。

  • パソコンでMODを入れて遊びたい → Java版
  • Switch・スマホ・PS・Xboxの友達と遊びたい → 統合版

この記事で検証したのはすべてJava版のサーバーです。統合版は別の記事で検証します。

なお、ロリポップはJava版と統合版で最低プランが違い、Java版は4GB(月1,500円)から、統合版は2GBからという構成でした。

誰も入っていない間も、ワールドは進みますか?

初期設定では進みません。ただし設定を変えれば進みます。

実測したところ(XServerで確認)、プレイヤーが0人のときサーバーの更新回数は1秒あたり0回でした。人が入った瞬間に20回へ戻ります。

 

これはserver.propertiesの「pause-when-empty-seconds」という設定によるもので、初期値は60秒です。0にすれば無人でもワールドが動き続けます

ただし変更には設定ファイルを編集する機能が必要です。「寝ている間も装置を回したい」人は、ファイル管理ができるサービス(ロリポップ・Agamesなど)を選んでください。

解約するとワールドのデータはどうなりますか?

サーバーを解約すると、原則としてデータは削除されます。

続きを遊びたい場合は、解約する前にワールドのデータをダウンロードしてください。今回の有料4社は、いずれも管理画面からバックアップやファイルの取得ができる仕組みを持っていました(ConoHaはデータの持ち出しに制限があるという情報もあり、確認しだい追記します)。

なお無料のAternosは、解約しなくても一定期間使っていないとサーバーが削除される可能性があると公式でも案内されています。無料で続けるなら、Google Driveへの自動バックアップを設定しておいてください。

まとめ

結論:有料4社はどれを選んでも快適に遊べます。無料だけが、実測でも体感でもはっきり別物でした。

 

この記事のポイントを3つに整理します。

  1. 速度差はほぼないと考えて良い。有料4社の応答速度は101〜148msに収まり、その差は0.047秒。実際に遊んでも違いは分かりませんでした
  2. 無料と有料の差は、はっきり体感できる。無料は880msで有料の約7.4倍。ブロックを壊す反応が遅れ、走ると位置が巻き戻されます
  3. 選ぶ基準は管理画面のわかりやすさ。ここが5社で最も差が出ました。はじめてならロリポップ、安さならConoHaかAgames、サーバーの中身を自分でいじりたいならXServerです

ぜひ参考にしてください。

 

この記事を書いた人
ゲームサーバーLabは、マイクラなどのマルチプレイ用サーバーを実際に契約して計測することを方針にしている比較メディアです。公式サイトのスペック表を並べるのではなく、申し込みから解約までを自分たちで通し、数字とスクリーンショットで記録しています。この記事の検証では、5社を自費で契約し、同じ日・同じパソコン・同じ回線で計測しました。サーバーの内部に入ってCPUとメモリの使用量を記録し、実際にマイクラで接続して遊んだうえで書いています。サービスの仕様や料金は変わるため、検証は四半期ごとに実施し、変更があれば記事を更新します。掲載内容の誤りにお気づきの場合は、運営者情報の連絡先までご連絡ください。確認のうえ速やかに訂正します。運営者情報・検証方針について詳しく見る

※この記事の数値はすべて2026年8月4日に編集部が計測した実測値です。料金・仕様は変更される場合があるため、契約前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

マイクラサーバーおすすめ5社を比較|5社を実際に契約して重さ・料金を実測
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