マイクラのマルチプレイのやり方4つを比較【Java版・費用を実測】

結論:マルチプレイの方法は4つあります。離れた友達と毎日遊ぶなら有料のレンタルサーバー(月629円〜)、月に数回集まるだけなら公式Realms、同じ家の中だけならLANワールド公開で十分です。

 

マインクラフトで遊んでる画面

 

「友達とマイクラで一緒に遊びたい」。

調べ始めると、LAN、Realms、サーバー、無料サーバーと言葉が次々に出てきます。どれも「マルチプレイのやり方」として説明されているのに、費用も、遊べる人数も、できることもまったく違います。

 

検索して上位に出てくる記事をいくつか読みました。

方法の説明はどれも丁寧でしたが、4つの方法を並べて横断的に比較したものはありませんでした。

 

そこで編集部で、無料サーバーと有料サーバーを実際に契約し、公式Realmsの条件は公式サイトで直接確認して、4つの方法を横並びにしました。

この記事では「どれが一番いいか」ではなく「あなたの状況ならどれか」が分かるところまで書きます。

結論:マルチプレイの方法は4つ。先に比較表を出します

結論:離れた友達と遊ぶかどうか、MODを入れるかどうか。この2つでほぼ決まります。

 

まず4つの方法を並べます。

LANワールド公開公式Realms無料サーバー有料サーバー
費用0円904円/月0円629円〜/月
離れた友達と遊べるか遊べない遊べる遊べる遊べる
同時に遊べる人数同じ回線にいる人自分+10人20人(初期値)20人(初期値)
24時間動くか動かない動く止まる時間がある動く
MOD・プラグインホストのみ使えない使える使える
始めるまでの時間1分6分03秒約5分4〜6分
重さ(応答速度)同じ家の中なので最速34ms287ms
(マルチだと使い物にならない水準)
34〜48ms

 

マイクラのサーバー一覧に4社が並び全て接続可能な状態

※応答速度は2026年8月5日に札幌から、4つの方法すべてを同じ時刻・同じ回線・同じ方法で計測した中央値です(各5分・60回)。金額は実際に契約して払った額です。

 

いちばん大きな分かれ目は「離れた友達と遊ぶかどうか」です。

同じ家の中だけならLANワールド公開で足りますし、0円です。一方で離れた友達と遊ぶなら、残り3つから選ぶことになります。

 

なお、このほかに自分のパソコンをサーバーにするという方法もあります。

無料で紹介されることがありますが、編集部としては勧めません。理由は記事の後半で説明します。

 

そのうえで、状況がはっきりしている人は次のように選べます。

  1. 同じ家で兄弟・親子で遊ぶ → LANワールド公開。0円で、準備は1分です
  2. 離れた友達と月に数回集まる → 公式Realms。管理する場所がなく、バックアップも自動です
  3. 毎日ログインする固定メンバーがいる → 有料のレンタルサーバー。24時間動き、月629円から借りられます
  4. MODやプラグインを入れたい → 有料のレンタルサーバー。Realmsでは入れられません。入れ方はマイクラのMODサーバーの作り方|有料サーバー4社それぞれ解説【ロリポップが簡単】で解説しています
  5. とにかく0円で試したい → 無料サーバー。ただし後述のとおり、遊び心地は有料と別物でした

ここから先は、それぞれの方法で実際に何ができて何ができないのかを見ていきます。

 

この記事の調べ方

  • 検証日:2026年8月4日〜5日
  • 実際に契約したサーバー:無料1件(Aternos)/有料4件(ロリポップ! for Gamers・XServer VPS for Game・ConoHa for GAME・Agames)。すべて編集部が自費で契約しています
  • Realmsの条件:Minecraft公式サイトの料金ページで2026年8月5日に直接確認
  • 検証機:MacBook(Apple M5・10コア)/マイクラ Java版 26.2
  • 計測方法:4つの方法すべてを同じ時刻・同じ回線で、5分間・5秒間隔で60回ずつ計測した中央値(2026年8月5日)

始める前に確認するのは2つだけ

結論:エディションとバージョンが揃っていないと、どの方法を選んでも友達とは遊べません。

方法を選ぶ前に確認することが2つあります。ここが合っていないと、どんなに正しく設定しても相手のワールドに入れません。

①エディション(Java版か統合版か)

マイクラにはJava版と統合版の2種類があり、この2つは一緒に遊べません。名前が同じ「Minecraft」なので混同しやすいところです。

Java版統合版
遊べる機種Windows・Mac・LinuxSwitch・PS・Xbox・スマホ・Windows
買った場所minecraft.net各機種のストア
MOD使える使えない(アドオンは別)

見分け方はかんたんで、Switchやスマホで遊んでいるなら統合版、パソコンでランチャーを起動して遊んでいるならJava版です。

この記事はJava版を前提に書いています。統合版の友達と遊びたい場合は方法が変わるので、後半のよくある質問で触れます。

②バージョン

同じJava版でも、バージョンの数字が違うと入れません。全員を同じ数字に揃えます。

マイクラを起動したときのランチャーで、遊ぶバージョンを選べます。誰か1人が最新版に上げてしまって入れなくなる、というのがよくある形です。

 

この2つが揃っていることを確認したうえで、方法を選びます。すでに始めようとして接続でつまずいている場合は、マイクラのマルチプレイができない!原因の調べ方と直し方【Java版】で原因の切り分けから解説しています。

方法1:LANワールド公開(0円・同じ家の中だけ)

結論:同じ回線につながっている人とだけ遊べる方法です。0円で1分あれば始められますが、離れた友達とは遊べません。

いま自分が遊んでいるワールドを、同じ家のネットワークに向けて開放する機能です。マイクラに最初から入っているので、何も買う必要がありません。

実際の手順(マイクラ26.2で確認)

  1. ホストになる人が、シングルプレイで自分のワールドを開く
  2. Escキーを押して「LANに公開」を選ぶ
  3. 設定画面が開く。初期状態は「LAN:オフ」なので、ここを押して「オン」に変える
  4. 「変更を適用」を押す
  5. 画面の左下にポート番号が表示される
  6. 同じ回線の別のパソコンで「マルチプレイ」を開くと、自動的に一覧に出てくる

 

マイクラのLANに公開の設定画面。初期状態はLANがオフになっている

この設定画面でポイントが2つあります。

  1. 「LAN:オフ」のままだと「変更を適用」が押せません。ボタンが灰色のままで反応しないときは、上のLANのスイッチを確認してください
  2. 公開するときに、入ってくる人のゲームモードとコマンドの使用可否を決められます。たとえば自分はサバイバルのまま、招く友達だけクリエイティブにする、といった設定ができます

 

オンにして「変更を適用」を押すと、画面の左下にこう表示されます。

LANに公開した直後に画面左下へ表示されるポート番号の通知

(ポート番号は隠してます。この番号は公開するたびに変わります。)

「LANに公開」が見当たらないとき

編集部で実際に手を動かしたときに、最初につまずいた点です。

Escキーを押しても「LANに公開」が出てこないことがあります。そのとき画面のいちばん下は「切断」になっているはずです。

 

これは、いまマルチのサーバーに接続している状態だからです。借りたサーバーのワールドは自分のものではないので、公開する対象になりません。

サーバーに接続中のゲームメニュー。LANに公開がなく切断が表示されている

 

いったん「切断」でサーバーから出て、タイトル画面からシングルプレイで自分のワールドを開いてください。同じEscキーの画面が、こう変わります。

シングルプレイのゲームメニュー。LANに公開が表示されている

「切断」だった場所が「LANに公開」になり、その下に「セーブしてタイトルへ戻る」が増えています。この状態になっていれば公開できます。

できること・できないこと

できること:費用0円でしかも準備がほぼ不要で、すでに遊んでいるワールドでそのまま遊べます。

 

いっぽうで、制限もはっきりしています。

  • 離れた友達とは遊べません。同じルーターにつながっている必要があります
  • ホストがゲームを閉じると全員が落ちます。ホストのパソコンがサーバーそのものだからです
  • ホストのパソコンの性能に全員が引きずられます。ホストが重ければ全員が重くなります
  • ホストがワールドを閉じている間、ワールドは進みません

「オンラインで友達と遊ぶ方法」としてこれを紹介している記事がありますが、正確ではありません。LANワールド公開は、同じ家の中にいる人と遊ぶための機能です。

LANワールド公開が向いている人

  • 同じ家で、兄弟や親子で1台ずつパソコンを使って遊ぶ
  • 友達が家に遊びに来たときだけ一緒に遊ぶ
  • お金をかけたくない

逆に、離れた友達と遊びたい人はこの方法では実現できません。次の3つから選ぶことになります。

方法2:公式のRealms(月904円・最大11人)

結論:マイクラを作っている会社の公式サービスです。管理する場所がなく、バックアップも込み。ただしMODは一切使えません。

Realms(レルムズ)は、マイクラの開発元が提供している月額制のサーバーです。自分で設定する項目がほとんどなく、招待した友達がそのまま入れます。

実際に契約して分かったこと

編集部でも申し込み、Realmを1つ作って計測しました。公式サイトに書かれていないことが3つ分かりました。

①サーバーは東日本にあります

Realmに接続するとき、画面の下に接続先の地域が表示されます。

Realmsへの接続画面。サーバーの地域が東日本と表示されている

「サーバーの地域:東日本」。「公式Realmsは海外のサーバーだから遅い」と書かれているのを見かけますが、少なくとも編集部の環境では日本国内につながっていました。

②速さは有料のレンタルサーバーと互角でした

4つの方法をすべて同じ時刻・同じ回線で測った結果です。

方法応答速度(中央値)
公式Realms34ms
有料サーバー(最も速かった社)34ms
有料サーバー(最も遅かった社)48ms
無料サーバー287ms

Realmsは最速でしたが、有料サーバーの上位と同じ数字です。いちばん遅い有料サーバーとの差も14msしかなく、遊んでいて気づける差ではありません。速さを理由にRealmsを選ぶ意味は、ほとんどありません。

③申し込みには6分かかりました

ストップウォッチで計ったところ6分03秒でした。公式サービスなので手続きが短いかと思っていましたが、レンタルサーバー4社(4分12秒〜6分07秒)と変わりません。

条件(2026年8月5日に公式サイトで確認)

項目Realms for Java Edition
月額904円(ゲーム内の購入画面の表示。公式サイトの表記は $7.99 USD)
同時に遊べる人数自分+10人(最大11人)
招待できる人数10,000人
ワールドの保存数3つ
24時間の稼働あり
バックアップ無料で込み
友達の支払い不要(招待された人は無料)
無料体験30日間無料(新規のみ)

「招待できるのは10,000人だが、同時に入れるのは11人まで」という形です。サークルのように人の入れ替わりが多い集まりでも、招待自体は使い回せます。

日本円の実額は904円でした

Realmsの料金は、調べ方によって出てくる数字が違います。ここは実際の画面で確認しました。

 

公式サイトの料金ページは、日本語ページでも「$7.99 USD/月」とドルで表記されています。日本円でいくらになるかは書かれていません。

そこで編集部で、マイクラのゲーム内からRealmsの申し込み画面を開きました。表示されていたのは次の金額です。

Minecraft Java Realmsの申し込み画面。30日間無料そのあと月904円と表示されている

30日間無料、以降は月904円。これが2026年8月5日にJava版のゲーム内で表示された実際の金額です。

 

「月1,200円」と書いている記事も見かけますが、この日の実際の表示は904円でした。

ドル建ての料金なので、為替によって今後変わる可能性はあります。申し込む前に自分の画面で確認してください。

 

この904円という金額は、有料のレンタルサーバー(月629円〜)と比べると高めです。

ただしRealmsには自動バックアップが含まれていて、管理画面を触る必要もありません。「手間を金額で買う」というイメージですね。

 

ただ、最近のレンタルサーバーは管理画面の操作が初心者でも簡単にできるようになっているので、Realmsの優位性は失われつつあります。

MODも使えませんし。

できないこと

安いか高いかより先に、Realmsでは何ができないのかを知っておく必要があります。

  • MOD・プラグインが使えません。影MODや便利系の追加要素を入れたい人には向きません
  • 統合版の友達とは遊べません。Java版のRealmsは、Windows・Mac・Linuxの間だけのクロスプレイです
  • ゲーム内ストアで配布されているワールドやスキンは使えません

管理画面はシンプル

Realmの設定画面はタブが4つ(ワールド/プレイヤー/契約/設定)です。

Realmの設定画面。ワールドのバックアップボタンがある

バックアップは「ワールドのバックアップ」というボタンを押すだけです。

なおレンタルサーバー側にも同じようにボタン1つでバックアップを取る機能があります。管理画面のボタンを押すだけなので、手間の差はありません。

 

なお、Realmの設定はワールドの中からは開けません。ゲーム中にEscキーを押しても「切断」しか出てこないので、いったんワールドを出て、Realmsの一覧画面から「Realmの設定」に入る必要があります。編集部も最初ここで迷いました。

Realmsが向いている人・向いていない人

向いている人

  • MODを使わず、バニラのまま友達と遊びたい
  • サーバーの管理画面を触りたくない。設定で悩みたくない
  • バックアップを自分で取る自信がない

向いていない人

  • MODやプラグインを入れたい
  • 統合版(Switch・スマホ)の友達と遊びたい
  • 月々の費用を抑えたい。有料のレンタルサーバーは月629円からあります

方法3:無料のレンタルサーバー(0円・ただし遊び心地は別物)

結論:0円で離れた友達と遊べます。ただし実際に計測すると有料の6〜8倍重く、遊んでいて分かるレベルの差でした。

Aternosに代表される、広告収入で運営されている無料のマイクラサーバーです。アカウントを作ればすぐにサーバーが持てます。

Aternos トップ画面

編集部でも実際に契約して、有料サーバーとまったく同じ条件で計測しました。

意外だったこと:起動は速い

無料サーバーは「順番待ちの行列があって、なかなか起動しない」と説明されることがあります。

実際に測ったところ、起動ボタンを押してから約20秒でオンラインになりました(2026年8月4日18時台)。同じ日に契約した有料4社が、申し込みから起動まで2〜3分かかっていたので、むしろ速いという結果です。

 

ただしこれは日本時間の夕方=ヨーロッパの午前という、比較的空いている時間帯での計測です。混み合う時間帯には待ち時間が出る可能性があります。

決定的な差は、遊んでいる最中に出ます

差がはっきり出たのは、実際にワールドに入ってからでした。マルチプレイの重さの切り分け方はマイクラのマルチが重い!原因の切り分けと軽くする方法【実測】で扱っています。

無料(Aternos)有料4社
応答速度(中央値)287ms34〜48ms
いちばん遅かった瞬間909ms62〜125ms
接続の失敗0回0回

無料は有料の6〜8倍の応答時間でした。

ただし接続そのものは安定していて、計測中は一度も接続に失敗せず、切断もありませんでした。「無料はすぐ落ちる」という評判は、少なくともこの計測では当てはまりません。

 

それでも、この数字の差は遊んだときにはっきり出ます。

実際にプレイして確認できたのは、次の3点です。

  1. ブロックを壊してから、実際にブロックが消えるまでに目に見える遅れがある
  2. 敵を攻撃したときも、やられたときも、ワンテンポ遅れる
  3. 走っていると、自分の位置が少し巻き戻ることがある

1人でワールドを見て回るだけなら気になりませんが、友達と一緒に戦ったり建築したりする用途では厳しいというのが、実際に触ったうえでの評価です。有料4社では同じ現象は起きませんでした。

無料サーバーは、本当に0円なのか

料金は確かに0円ですが、管理画面を見ると、何と引き換えに無料なのかが分かります。

aternos 広告が多い

編集部が実際に使った画面には、常に次のものが表示されていました。

  • ページの複数箇所に表示される広告
  • 広告を見るとメモリを増やせるという案内
  • 同じ運営の有料サービスへの案内バナー

お金の代わりに、広告と性能の制限を受け入れる仕組みです。

これ自体は無料サービスとして当然の形ですが、「0円だから何のデメリットもない」ということではありません。

 

ただ、とくに注意したいのは、管理画面のボタンに似せた広告が出てくる場合があります。押すと別のサービスの案内に飛びます。慣れていない人ほど間違えやすい配置になっています。

そのほかに知っておくこと

広告のほかに、無料サーバー特有の条件が2つあります。

  1. 放置するとワールドが消える可能性があります。一定期間使われていないサーバーは削除されることがある、と運営側が明記しています。時間をかけて作った建築を失う可能性がある、ということです
  2. 接続アドレスに落とし穴があります。表示されているアドレスの標準の番号ではつながらず、別の番号で動いています(記事の後半で詳しく説明します)

無料サーバーが向いている人・向いていない人

向いている人

  • まず0円でサーバーというものを触ってみたい
  • 1人か2人で、たまにログインする程度

向いていない人

  • 友達と一緒に戦う、建築する、といった本番の用途で使いたい
  • 時間をかけて育てたワールドを失いたくない

無料サーバーをもう少し詳しく知りたい場合は、マイクラの無料サーバーはどこまで遊べる?有料との差を同時契約して計測しましたで、いま申し込めるサービスと実際の制約をまとめています。

方法4:有料のレンタルサーバー(月629円〜)

結論:離れた友達と毎日遊ぶなら、これがいちばん素直な選択です。編集部で4社を契約したところ、申し込みは4〜6分、月629円から始められました。

 

サーバー会社からマイクラ用のサーバーを借りる方法です。24時間動き続け、MODも入れられて、人数の上限も自分で変えられます。

実際に契約して分かった数字

編集部で有料4社(ロリポップ! for Gamers・XServer VPS for Game・ConoHa for GAME・Agames)を同じ日に契約し、ストップウォッチで申し込み時間を計りました。

項目実測値
申し込みにかかった時間4分12秒〜6分07秒(アカウント作成・支払い情報の入力を含む)
申し込みからサーバーが起動するまで2〜3分
いちばん安かった月額629円(ConoHa for GAME・キャンペーン適用時。初月のみ)
応答速度(中央値)34〜48ms

 

レンタルサーバー4社の申し込み所要時間をストップウォッチで計測した記録

※応答速度は2026年8月5日に札幌から計測した中央値です。申し込み時間は同一人物が中断なしで操作した実測値です(2026年8月4日)。

 

10分あれば、友達を招待できる状態まで到達します。

「サーバーを借りる」という言葉から想像するより、手続きは短いというのが実際に4社を通してみた印象です。

この方法にしかできないこと

  • MOD・プラグインを入れられます。Realmsではできません
  • 自分が寝ている間もワールドが動き続けます。友達が好きな時間に入れます
  • 人数の上限を変えられます。初期値は20人ですが、設定で増減できます
  • ワールドのデータを自分で丸ごと保存できます

注意しておくこと

いいことばかりではありません。

  • プランのメモリ量で、快適に遊べる人数が変わります。バニラで4人までなら2GBで足りますが、5人以上で遊ぶかMODを入れるなら4GB以上を選んでください
  • バックアップは会社によって扱いが大きく違います。自動と書かれていても、実際には作られていない場合がありました
  • 解約の手順は会社ごとに違います。契約前に確認しておくと安心です

有料サーバーが向いている人・向いていない人

向いている人

  • 離れた友達と、毎日または週に何度も遊ぶ
  • 全員がバラバラの時間にログインする
  • MODやプラグインを入れたい
  • ワールドを長く育てたい

向いていない人

  • 遊ぶのが月に1〜2回。それなら30日無料のRealmsで様子を見るほうが無駄がありません
  • 同じ家の中だけで遊ぶ。LANワールド公開で足ります
  • 管理画面をまったく触りたくない。Realmsのほうが設定項目が少なくて済みます

番外:自分のパソコンをサーバーにする方法もあります

マイクラの公式サイトからサーバー用のファイルを落として、自分のパソコンで動かす方法です。ソフト自体は無料なので、「無料でマルチプレイをする方法」として紹介されることがあります。

 

ただし編集部としては、友達と遊ぶ目的でこれを選ぶことは勧めません。理由は次のとおりです。

  • ルーターの設定を自分で変える必要があります。外から自宅のパソコンに入れるように通り道を作る作業で、設定を間違えると、意図していない機器まで外から接続できる状態になりかねません
  • 自宅のIPアドレスを友達に教えることになります。相手が信頼できる人でも、そこから漏れる可能性は残ります
  • パソコンをつけっぱなしにする必要があります。電気代がかかり、消せば全員が入れなくなります
  • 自分のパソコンでマイクラを遊びながらサーバーも動かすと、両方が重くなります

月629円〜で使えるレンタルサーバーは、これらをすべて肩代わりしてくれる金額だと考えたほうが現実的です。ネットワークの設定を自分でやりたい、という目的自体が楽しい人以外には向きません。

どこの会社を選ぶかについて

編集部ではマイクラサーバーおすすめ5社を実際に契約して比較【重さ・料金を実測】という記事で5社を同じ日・同じ回線で契約して

  • 応答速度
  • 処理速度
  • 料金の実額
  • 管理画面のわかりやすさ

を比較しています。会社選びで迷ったらを読んでください。

 

結論だけ書いておくと、はじめての1台なら管理画面がいちばんシンプルだったロリポップ! for Gamers、費用を抑えたいならConoHa for GAME(初月629円〜)という評価でした。ただしConoHaのキャンペーン価格は申し込みのときだけなので、長く続けるつもりなら注意が必要です。

ConoHaを検討している場合は、料金の仕組みが少し独特なのでConoHaでマイクラサーバーを立てる手順【5社と実測比較】も見ておいてください。

XServerを検討している場合は、似た名前のサービスが3つあるのでXServerでマイクラサーバーを立てる手順【3サービスを比較】も見ておいてください。

ロリポップの申し込み手順はロリポップでマイクラマルチサーバーを立てる手順【簡単6STEP】で、実際の画面を追いながら書いています。

迷ったときの選び方(状況別)

結論:人数と場所と、MODを入れるかどうか。この3つを決めれば方法は1つに絞れます。

ここまでの4つを、よくある状況に当てはめます。

同じ家で、兄弟や親子で遊びたい

→ LANワールド公開(0円)

同じ回線につながっていれば、それ以上のものは要りません。ワールドを開いた側がゲームを終了すると全員が落ちる点だけ、あらかじめ共有しておいてください。

離れた友達と数ヶ月に1回だけ集まりたい

→ 公式Realms、または無料サーバー

頻度が低いなら、管理の手間がないRealmsが向きます。新規なら1か月の無料体験があるので、まずそれで様子を見る手もあります。

費用を1円もかけたくない場合は無料サーバーですが、遊び心地が別物である点は理解したうえで選んでください。

毎日ログインする固定メンバーがいる

→ 有料のレンタルサーバー

全員が別々の時間にログインするなら、24時間動いていることが重要です。レンタルサーバーなら、Realmsの904円より安く収まることも多いです。

MODやプラグインを入れて遊びたい

→ 有料のレンタルサーバー一択です

Realmsは仕様としてMODに対応していません。無料サーバーでも入れられますが、元の動作が重いので、MODを足すとさらに厳しくなります。

Switchやスマホの友達と遊びたい

→ この記事の4つの方法では実現できません

Switch・スマホ・PS・Xboxは統合版で、Java版とは一緒に遊べないためです。

 

対処方法は2つあります。

  1. 全員が統合版に揃える。統合版を持っている人が多いなら、これがいちばん早い解決です。パソコンで遊んでいる人もWindows版の統合版を用意すれば同じ土俵に立てます
  2. 統合版に対応したサーバーを借りる。編集部が契約した会社にも統合版に対応したプランがあり、ロリポップ! for Gamersでは統合版のほうが安いプランから選べました(Java版は4GB・月1,500円からですが、統合版は2GBから借りられます)

 

ただし②には条件があります。借りたサーバーに入れるのは、パソコンとスマホ・タブレットだけです。

Minecraft公式のヘルプに、サーバーの一覧を自分で編集できるのはパソコンとモバイル端末で、家庭用ゲーム機版は「注目のサーバー」に限られると書かれています。

 

つまりSwitch・PlayStation・Xboxの友達は、借りたサーバーには入れません。この場合は統合版のRealmsを使うことになります。スマホやタブレットの友達なら②で問題ありません。統合版のサーバーを実際に立てた手順はマイクラ統合版のサーバーの立て方|入れる機種と入れない機種を解説で解説しています。
各社の統合版プランの料金はマイクラサーバーおすすめ5社を実際に契約して比較【重さ・料金を実測】で扱っています。

Realmsが優位性を持つ場合

人数が増えると、選び方が逆転します。ここは書かれていることが少ない部分なので、詳しく説明します。

レンタルサーバーは、初期設定で20人まで入れるようになっています。数字だけ見るとRealmsの11人より多く見えます。

 

ただし「入れる人数」と「快適に遊べる人数」は別です。

編集部が実際にサーバーに入って測れたのはプレイヤー1人までです。各社が公式に出している目安では、いちばん安い2GBのプランは4人程度までとされています。

 

つまり「20人まで対応」と書かれていても、いちばん安いプランで20人が快適に遊べるわけではありません。人数が増えるほど上位プランが必要になり、月額は上がっていきます。

遊ぶ人数向いている方法
4人までレンタルサーバーの2GBプラン(629円〜)で足ります
5〜8人レンタルサーバー。2GBだと厳しくなるので4GB以上を選んでください
9〜11人Realms(904円)。人数ぶんの性能が最初から用意されています
12人以上レンタルサーバーの上位プラン。Realmsは11人が上限です

Realmsは人数の上限が低い代わりに、その人数で動くことが前提で用意されているのが強みです。

レンタルサーバーは自由度が高い代わりに、人数に見合ったプランを自分で選ぶ必要があります。

1年間遊んだときの費用

マルチプレイは数か月から数年続くことが多いので、月額だけでなく年単位でも並べておきます。

方法1か月1年
LANワールド公開0円0円
無料サーバー0円0円
公式Realms904円10,848円(初月無料を使えば9,944円)
レンタルサーバー629円〜6,120円〜

※2026年8月7日時点。レンタルサーバーは1年契約したときの実際の金額です(1ヶ月ごとに更新するとこれより高くなります)。Realmsは月額制なので12倍しています。

 

1年続けると、Realmsとレンタルサーバーの差は約4,700円です。金額だけを見ればレンタルサーバーが有利ですね。

マルチプレイができないときの原因

結論:原因は方法ごとに違います。まず「全員に共通する2つ」を確認してから、方法別の原因を見てください。

まず全員に共通する原因

①エディションかバージョンが揃っていない

いちばん多い原因です。Java版と統合版は一緒に遊べません。同じJava版でも数字が違えば入れません。

②「無効なセッションです」と出る

サーバー側ではなく、マイクラのアカウント側の問題です。編集部でも実際にこれが出て、サーバーに入れませんでした。

そのときに確認したのは次の3点です。

  1. マイクラの認証サーバーは正常に動いていた
  2. パソコンの時刻はずれていなかった
  3. サーバーの応答も正常だった

つまりすべて正常なのに、自分のパソコンだけが弾かれている状態でした。解決したのはランチャーで一度サインアウトして、サインインし直すという方法です。ずこれを試してください。

方法別の原因

方法よくある原因
LANワールド公開同じ回線につながっていない。ホストがワールドを閉じている。セキュリティソフトが通信を止めている
Realms招待を受け取っていない。招待リンクの期限が切れている。同時に11人を超えている
無料サーバーアドレスの番号が違う(下記)。サーバーが停止している
有料サーバーIPアドレスの打ち間違い。ポート番号の指定漏れ。サーバーがまだ起動中

無料サーバーの「隠れた番号」

無料サーバーで編集部が実際につまずいた点です。

Aternosの場合、案内されるアドレスの標準の番号に接続しても、そこにいるのは案内役のサーバーで、本体は別の番号で動いています。編集部の最初の計測では、この案内役の応答を見て「起動した」と誤って判定しました。

 

正しくは、管理画面に表示されているアドレスをそのままコピーして貼り付けます。番号を勝手に補ったり省いたりすると入れません。

よくある質問

「公式サーバー」とは何ですか?

この言葉は2つの意味で使われています。調べているときに混ざりやすいので、先に分けておきます。

 

1つ目は公式が紹介しているサーバーの一覧です。Mojang StudiosがGamerSaferと組んで作った「マインクラフト公式サーバーリスト」で、Java版と統合版のどちらのサーバーも載っています。

掲載にお金はかかりません。そのかわり運営者は、利用ガイドラインを守っていることを示し、連絡先や運営の方針を公開する必要があります。

 

これは知らない人が集まっているサーバーへ遊びに行くためのものです。友達と自分たちだけで遊びたい場合とは、目的が違います。

 

公式自身が「安全が保証されているものではない」と書いています。お子さんが使う場合は、そのつもりで見てください。

 

2つ目は公式が配布しているサーバー用のソフトです。これを自分のパソコンで動かすと、自分専用のサーバーになります。ただし編集部は、友達と遊ぶ目的では勧めません。理由は「番外:自分のパソコンをサーバーにする方法もあります」に書いたとおりです。

 

なお、この記事で「公式Realms」と呼んでいるのは、上のどちらとも別のものです。開発元が月904円で貸してくれるサーバーで、招待した友達だけが入れます。こちらは方法2で扱っています。

 

友達と遊ぶのが目的なら、この記事の4つの方法から選ぶのが近道です。

Java版と統合版は一緒に遊べますか?

遊べません。同じ「Minecraft」という名前ですが、中身が別のソフトです。全員のエディションを揃える必要があります。

スマホやSwitchの友達と遊べますか?

この記事で扱った4つの方法(Java版)では遊べません。スマホもSwitchも統合版だからです。全員が統合版に揃える必要があります。

 

そのうえで相手の機種によって選べる方法が変わります。スマホ・タブレット・パソコンの統合版なら、統合版に対応したレンタルサーバーに入れます。いっぽうSwitch・PlayStation・Xboxは、借りたサーバーには入れません(Minecraft公式のヘルプに、家庭用ゲーム機版は「注目のサーバー」に限られると書かれています)。ゲーム機の友達と遊ぶなら統合版のRealmsになります。

Nintendo Switch Onlineのような有料サービスへの加入は必要ですか?

パソコンのJava版では必要ありません。マイクラ本体を持っていれば、そのままマルチプレイができます。

 

必要になるのはゲーム機の場合です。Minecraft公式サイトには「コンソールでマルチプレイ機能を利用するには、各プラットフォーム専用のオンラインサブスクリプション(別売)が必要です」と書かれています。Switch・PlayStation・Xboxで遊ぶ場合が該当します。

「マルチプレイには月額サービスが必要」と書かれた記事を見て不安になる人がいますが、それはゲーム機の話です。この記事で扱っているパソコンのJava版には当てはまりません。

料金は誰が払うのですか?友達も払う必要がありますか?

サーバーを用意した人だけが払います。RealmsもレンタルサーバーもLANも、招待された側に費用はかかりません。

ただし全員がマイクラ本体を持っている必要はあります(Java版は2026年8月時点で4,405円)。

何人まで一緒に遊べますか?

Realmsは同時に11人までと決まっています。レンタルサーバーは初期値が20人で、設定で変更できます。

自分が寝ている間も、ワールドは進みますか?

方法によって違います。

LANワールド公開は、ホストがゲームを閉じた時点で止まります。Realmsとレンタルサーバーは24時間動きます。

 

ただし「24時間動いている」と「ワールドが進んでいる」は別です。

編集部が実際に計測したところ、誰も入っていないサーバーは処理を一切していませんでした。プレイヤーが入った瞬間に通常の速度で動き出します。この挙動は変更できる場合があります。詳しくはマイクラサーバーおすすめ5社を実際に契約して比較【重さ・料金を実測】で解説してます。

無料サーバーから有料に移せますか?

ワールドのデータを書き出して、移し先に読み込ませる形になります。サービスによって手順が違うので、長く遊ぶつもりなら最初から有料の方が確実です。

まとめ

マイクラで友達と遊ぶ方法は4つあり、選び方は次のとおりです。

あなたの状況選ぶ方法費用
同じ家の中だけで遊ぶLANワールド公開0円
離れた友達と月に数回公式Realms904円/月
0円で試したい無料サーバー0円
毎日遊ぶ・MODを入れる有料のレンタルサーバー629円〜/月

迷ったときの判断ポイントは2つです。

  1. 離れた友達と遊ぶか。遊ばないならLANワールド公開で足ります
  2. MODを入れるか。入れるならRealmsは選べません

 

毎日ログインするメンバーがいてMODの利用も考えているなら、レンタルサーバーが結局いちばん素直です。

どの会社を選ぶかはマイクラサーバーおすすめ5社を実際に契約して比較【重さ・料金を実測】にまとめています。

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